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とにかく、がんが心配|ガン家系だと思う|癌予防は出来るのか?

Contents
  1. そもそも癌ってどんな病気?
  2. ダブリングタイム!がんは倍になり続ける?
  3. がん検査をうける理由は何でしょうか?
  4. 遺伝との関係|体質の遺伝と生活習慣の遺伝
  5. 病気やガンにならないために、何を気をつけていますか?
  6. 自分の生活の中で病気やガンになるかもしれないと不安に思うことはありますか?
  7. ガンの原因は何だと思いますか?
  8. ガンに良い食事は何だと思いますか?
  9. 癌か血管で死ぬ日本人
  10. 「がん」になる人しばらく減りません
  11. こんな悩みがあったらきちんと対策を
  12. このような元気をくれる医師を見つけましょう
  13. 「がん」を引き起こす細胞環境の悪化
  14. がん予防効果の高い食品
  15. 環境ホルモンの問題
  16. 乳製品で前立腺がん|卵巣がん
  17. 乳がん増えている国|減っている国
  18. 健康を維持して長生きするライフスタイルは?
  19. 医師ががん対策に思うこと

そもそも癌ってどんな病気?

腫瘍(しゅよう、Tumor)とは、組織、細胞が生体内の制御に反して自律的に過剰に増殖することによってできる組織塊のことです。

悪性腫瘍(あくせいしゅよう、英: malignant tumor)は、遺伝子変異によって自律的で制御されない増殖を行うようになった細胞集団(腫瘍)のなかで周囲の組織に浸潤し、または転移を起こす腫瘍です。

悪性腫瘍のほとんどは無治療のままだと全身に転移して患者を死に至らしめるとされます。

一般に癌(ガン、がん、英: cancer)、悪性新生物(あくせいしんせいぶつ、英: malignant neoplasm)とも呼ばれます。

「悪性腫瘍(malignant tumor)」は、一般に「がん(英: cancer、独: Krebs)」として知られていますが、専門用語では平仮名の「がん」と漢字の「癌」は同意ではありません。

病理学的には漢字で「癌」というと悪性腫瘍のなかでも特に上皮由来の「癌腫(上皮腫、carcinoma)」のことを指します。

つまり

悪性腫瘍→がん
上皮由来の悪性腫瘍→癌

ダブリングタイム!がんは倍になり続ける?

進行が早いなどと聞いたことはありませんか?

がん検査をうける理由は何でしょうか?

どうして受けようと思いましたか?

最近不安に感じている事はなんですか?

どういうことが気になりますか?

たいして心配もしていないし、健康について考えていないけど、なんとなく検査だけ受けておけば安心だ!という人は多くいます。

遺伝との関係|体質の遺伝と生活習慣の遺伝

ご家族や近親者の病歴、健康状態、死因はいかがですか。

よく遺伝が関係するといいますが、体質の遺伝と、生活習慣の遺伝があります。

  • 食卓で油っこい料理が多かった
  • 味付けの濃い料理が多かった
  • 野菜や魚中心の食事だった
  • 早寝早起きの習慣があった
  • 親が神経質で、家庭の雰囲気が悪かった

良くも悪くも育った環境や食習慣によって、習慣はその後の人生も変わらずそのまま、ということがあります。

「育ち」も遺伝すると、言い換えることができます。

「育ち」を指摘されているように感じると不快感を示す人がいます。

肉体の遺伝ということを強調した方が、波風を立てませんし、納得してもらえます。

伝える人間も楽です。本音より建前を優先します。本当のことには触れないのが現実です。

本質に目を向けないこと、厳しい現実は無視することも、生き方の問題です。

その生き方自体も、遺伝しているというか、伝承されているというか・・・

フワッとまとめて、「遺伝」と言っておく方が無難な世の中ですね^^

病気やガンにならないために、何を気をつけていますか?

バランスのいい食事しています!という人

バランスのいい食事ってなんですか?

糖質、脂質、タンパク質の割合が大事なのでしょうか。

何品目たべるといいという数の問題でしょうか。

適量って何?腹八分目といいますが、腹十分目とは何でしょうか。

とにかく何事も曖昧。曖昧なんだけど、「バランスいい」という気分優先になっている人が多いと思います。

野菜ジュース飲んでいます!カット野菜食べています!という人

野菜を食べていると答える人が多くいます。

野菜ジュースを毎日飲んでます、という人も大勢います。

野菜ジュースの作り方や栄養の量を知っていますか?

コンビニのカップ野菜サラダや、カット野菜サラダはどうして、何日も変色しない野菜なのでしょうか。

野菜が変色しない理由を考えたことありますか?
野菜ジュースがパックのまま腐らない理由を考えたことありますか?

「野菜ジュース」の成分は“満足感”だけ!「1本で1日に必要な野菜」「濃縮還元」は詐欺!?
5日連続特集 ヤバすぎる!ドリンクの裏側 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/48585

この記事の中に、
「かつて食品添加物の専門商社に勤務し、多種多様の食品添加物を加工食品業者に販売していた安部氏」
の解説があります。

2007年の名古屋市消費生活センターによる調査
「健康日本21」の野菜摂取目標と比べると、カロテンが十分な商品があるが、ビタミンCやカルシウムは期待できない、
https://www.seikatsu.city.nagoya.jp/hotnews/0708-21/hotnews0708.pdf

取らないより取った方がマシでしょ、という考えで野菜ジュースを飲んでいるならマシな方です。

野菜ジュースで十分だと考えていたすれば、一度考え直した方がよいかもしれません。

いまの野菜ジュースの栄養素が十分だという新しい情報をお持ちの方がいたら、コメント欄から情報提供をお願いいたします。

サラダバー・漂白野菜について

添加物は悪いものでしょうか?人類を豊かにし、貢献している発明でしょうか?

動画は一度みてみてもよいでしょう。


(2分18秒のところに漂白野菜の内容があります)

ヨーグルトは健康にいいです!という人

ヨーグルトが体にいいから食べている?

ヨーグルトはたくさん売れているのに、なんでアレルギーが増えているんですか。

「ヨーグルトは身体に良い」はウソだった!?
ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/96173

自分の生活の中で病気やガンになるかもしれないと不安に思うことはありますか?

  • お酒をたくさん飲んでいる
  • 太ってきている
  • タバコをよく吸う
  • ストレスが大きい
  • 生活が不規則
  • 家族がみんなガンだ

ガンの原因は何だと思いますか?

肥満

肥満が糖尿病や心筋梗塞、脳卒中の原因になることはよく知られていますが、がんにとってもたばこと同じくらい良くないことが分かってきました。


日本癌学会|第24回日本癌学会市民公開講座 講演1「肥満とがん」
https://www.jca.gr.jp/public/seminar/024/001_hara.html

アルコール

飲酒と食道がんリスク
国立がん研究センター 社会と健康研究センター
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2605.html

ザルと下戸の人がいます。その間に、飲めるけど強くはない人がいます。

飲める人と「飲めるけど強くはない人」とでは、飲酒量が増えるに従い、食道がんのリスクが変わってきます。

ガンに良い食事は何だと思いますか?

がんになったら肉を食べなさい


がんになったら肉を食べなさい | 溝口徹著 | 書籍 | PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-79809-7

お肉好きには、吉報ではないでしょうか。

赤身肉、加工肉でガン、糖尿病

赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて
国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2869.html

日本人は食べる量が少ないから、あまり気にすることない、みたいに書いてあります。


Processed meats do cause cancer – WHO
BBC News
https://www.bbc.com/news/health-34615621

赤身肉や加工肉がガンの原因になるそうです。

がん予防ガイドライン

科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究
国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/

いろいろなまとめがあります。


科学的根拠に基づいた「日本人のためのがん予防法」
国立がん研究センター 社会と健康研究センター
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/8146.html

どの情報を採用したいか各自が好きにしたらいいのです

情報がこれだけあるので、自由に選びましょう。

ガンのリスクがあっても肉を食べたければ、日本人は欧米より肉の接収量が少ないから、安心すればいいのです。

肉を食べたら、おいしいから幸せなことでしょう。だから、自分の好きに過ごしましょう。

癌か血管で死ぬ日本人

厚生労働省によると、日本人は約30%が癌で、約25%が心疾患、脳卒中(動脈硬化が原因)で亡くなります。

糖尿病で動脈硬化

動脈硬化を悪化させるのに大きなものに糖尿病があります。

糖尿病で癌

国立国際医療研究センターによると、糖尿病があると癌になる確率が上がります。

糖尿病大国日本

厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)が約1000万人糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)が約1,000万人という、糖尿病大国日本ということになります。

増えている癌での死亡者数

国立がん研究センターによると、2017年に約100万人の人が「がん」になり、37万8千人の人が「がん」で亡くなると予測しています。

増える癌死亡を、多い順で見ると

  1. 肺 78,000人
  2. 大腸 53,000人
  3. 胃 47,400人
  4. 膵臓 34,100人
  5. 肝臓 27,500人

となります。

「がん」になる人しばらく減りません

がん・糖尿病が、いかに問題であるか、命に関係がある病気かが理解いただけたと思います。

しかし一番の問題は、頭で理解できても状況は何も変わらないということです。

痛みを感じにくい「がん」

なぜなら、がんは悪くなるまで、強い痛みを感じません。

日々、少しずつ少しずつ、体を蝕んでいきます。

体の不調も年齢のせいと勘違いする

疲れやすい、体がだるいなど症状があっても年齢のせい、忙しかったからだと自分で納得する理由を見つけます。

生活習慣病を放置しているせいで、体や頭ののパフォーマンスは下がっている可能性もあります。

「年のせいだからこんなもんだ。」
「健康診断で大きな問題がなかった。(あるいは少し気をつける程度)」と自分を言い聞かせて、安心してしまいます。

機械に異音がするのに、点検や修理に出さず、こんなもんだと放置して故障して二度と使えないようになる状況と似ています。

健康診断・人間ドックで安心を買う

通常の健康診断では検査項目が限られています。

ホテルのような病院で全身ドックを受けたとしても、同じです。

「悪いのが見つかったら取りましょうか。」と言われるか、

「気になる値がありますが生活習慣を改善して下さい。」と言われます。

テンプレート回答されるだけです。

そして、医師とゆっくり話す時間もありません。

あなたが癌になりやすい体質なのか、あるいは糖尿病などの代謝異常が起きやすい体質なのかまでは見てくれません。

体質を変える方法や治療の提案もありません。

健康診断は「悪くなったところ探し」なだけで、根本的な原因を探そうとしません。

だから、健診・ドックを受けても、変わらず半分以上の方が、癌・心疾患・脳卒中で亡くなります。

こんな悩みがあったらきちんと対策を

このような元気をくれる医師を見つけましょう

  1. がんや生活習慣病に対して前向きになれる
  2. 自分の体の状態をよく知ることができる
  3. ちゃんと話を聞いてくれて体全体を把握してくれる医師
  4. 対処療法ではなくて根本的な解決方法をみつけられる
  5. 体質改善できる治療を教えてくれる

「がん」を引き起こす細胞環境の悪化

細胞1個1個が動きやすい環境をつくる

  1. ミネラルバランス異常
    全身の細胞が漬かっている細胞外液のミネラルバランスが乱れると、細胞を悪環境に曝すことになり、 やがて、ガンを引き起こす。
  2. 発がん性物質(環境ホルモンなど)・有害物質との接触
    重金属などの有害物質は特定のタンパク質に結合し、がんの原因となるウイルスは細胞の機能を借用してウイルスを複製するため、細胞の機能全体に悪影響が生じ、本来の働きができなくなる。
  3. 腸内細菌叢の単純化
    幼少時からの清潔すぎる環境
    食事中の食物繊維の減少/肉類、乳製品の増加
  4. 過食・肥満・飽和脂肪酸比率増加:ω3/ω6のバランス異常
    過食により余分な異物が消化管、血液中、肝臓に長期滞在→細胞環境の悪化
    肥満による飽和脂肪酸の増加→膜流動性の低下→小胞体ストレス
    飽和脂肪酸による過度の小胞体ストレス
  5. ストレス過剰・血流不足・免疫力低下
    ストレスによる交感神経優位が長期間続くことの弊害
    毛細血管が収縮→血流不足による栄養素の不足、有害物質の老廃物の長期滞在
    リンパ球の現象→変異を起こして異物となったがん細胞の処理が不可能に

がん予防効果の高い食品


(みんなの家庭の医学から引用)

デザイナーフーズ計画 (designer foods project)とういものがありました。

1990年代にアメリカ国立癌研究所 (NCI) によって2000万ドルの予算でがんを予防するのに、有効性のあると考えられる野菜類が40種類ほど公開されました。その後、デザイナーフーズ計画はなくなりました。

環境ホルモンの問題

奪われし未来

環境ホルモン問題の現状とこれから – 北海道立衛生研究所
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/charivari/2005_08/2005_08.htm

この中で『奪われし未来』という書籍について触れいています。

「我々がよく知っている農薬などの環境中の化学物質がホルモンのようにふるまい、生物の内分泌系をかく乱して、野生生物などの生態系を狂わせ、将来的には人類が子孫を残せないかもしれない。」

合成女性ホルモンで子供が膣がん

環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)にはどのようなものがあるか
山形大学医学部
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/13monndai/18hormon/hormon/2005.html

乳製品で前立腺がん|卵巣がん

牛乳は体に悪い?


牛乳が健康に悪いって本当?モー信じられない 牛乳のウソ&ホント
http://www.arcj.org/milk/

乳製品をよく摂取するグループで前立腺がんになりやすい


国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/317.html

対象者約4万3千人のうち、329人が前立腺がんになりました。乳製品、牛乳、チーズ、ヨーグルトの摂取量によって4つのグループに分けて、最も少ないグループに比べその他のグループで前立腺がんのリスクが何倍になるかを調べました。

その結果、乳製品、牛乳、ヨーグルトの摂取量が最も多いグループの前立腺がんリスクは、最も少ないグループのそれぞれ約1.6倍、1.5倍、1.5倍で、摂取量が増えるほど前立腺がんのリスクが高くなるという結果でした。

乳がんの発生に牛乳が関与する

山梨医科大学名誉教授 佐藤章夫
牛乳(ミルク)と乳がん
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/eating21-30/mammarycancer1.html

牛乳をこれまで通りに摂取しても心配ない

一般社団法人Jミルク
(Jミルクは、みなさんの食生活の向上と、酪農、乳業の発展を目的とした団体です)
http://www.j-milk.jp/news/berohe000000jsqv.html

どっちを信じたらいいのですか?

好きにしたらいいのです。

牛乳が悪そうだと思うなら、酒やタバコのように、体に悪い嗜好品として摂取しましょう。

牛乳が良さそうだと思うなら、毎日の食品として摂取して、子供にもどんどん飲ませて、牛乳否定派を無視すればよいと思います。

情報を元に、自分で選択しましょう^^

乳がん増えている国|減っている国

増え続けている日本の乳がん

先進国の中で日本だけ乳がんの死亡率が下がらない

健康を維持して長生きするライフスタイルは?

人の健康は「社会とのつながり」が決めていた
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/222178
【タバコを吸わない、飲み過ぎない、運動する、太り過ぎないといったライフスタイルが健康や長生きに良いのは誰でも知っていますし、皆さんも納得できると思います。しかし、それら以上に長寿に影響するライフスタイルがあったのです。それが「社会とのつながりを持つこと」でした】

人気者や、好かれる人、周りに人が多い人は長生きして、嫌われ者や孤独な人は早く死ぬ、ということのようです。

健康診断や、かかりつけ病院でも、教えてほしい内容だと思いませんか?

周りに恵まれている人は、100点な生活習慣でなかったとしても、思いのほか健康そうで、問題もあまりなさそうにみえませんか?何より幸せそうです。

幸せそうな人の周りには、同じく幸せそうな人が集まってきます。年齢や性別に関係なく。

年齢が行っても若々しい元気な人の周りには、その方の実年齢よりも若い人が多く集まっているように感じます。

若い人の柔軟な考え方や行動力についていけるから、年齢よりも若い人は元気が溢れているのでしょう。


Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review
https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1000316

こちらも読まれるといいと思います。

医師ががん対策に思うこと

  1. 副作用が少ない治療がいいなぁ
  2. 大学病院にはない検査、保険では出来ない予防的な治療を取り入れたい
  3. 40代、50代でも変わらず若く、元気でいられるにはどうしたらいいか
  4. 「バランスがよい食事」のように曖昧な言葉を嫌いハッキリさせよう

当たり前のことばかりではありませんか?^^

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