マインドを変えるにはゴール設定が必須:マインドの教科書その11
マインドの教科書その11:人は最も強いイメージを持つ未来像によってのみ、進むべき方向を修正し続けることができる
想像もできるし、やり方も大体わかるし、このまま理想的に推移した未来は、難しいことであってもステイタス・クオ、現状と言います。その枠を超えたイメージが持てないと、人生こんなんもん!となります。
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〜現状を超えたゴール〜
マインドを変えるためにはゴール設定が必須である
マインドを変えたいと思っている人がよくいますが、マインドは変えたいと思って変わるものではありません。
マインドを変えられて違う人間になれるかのように言っている本や、読んでいる時だけ気持ちよくなって真人間になれそうな本がありますが、持って長くて3日で、すぐに元の自分に戻ります。
ゴール設定を先にするしか、マインドは変えることは困難です。
理想的な現状を目指していはいけない
しかし、ゴールというと、年収や職業や肩書きやタイトルしか思いつかない人がほとんどです。
私がそのような人に対して、何でその年収や職業や肩書きやタイトルが欲しいの?と聞いても、ろくな答えが返ってこないことがほとんどです。
理想的だから!
それが正しいとされていることだから!
答えはその辺りでしょうか。
理想的なこと、最大限よいとこんなこと、今考えている最大限や理想像、それをステイタス・クオ、現状と言います。
年収や職業や肩書きやタイトルがゴールではなくて、年収や職業や肩書きやタイトルで何を達成したいのか?がゴールです。
認められたい、威張りたい、生存したい、贅沢したい
そんなものであっても、それらをゴールと考えた方が分かりやすい人がいるなら、ひとまずはokです。
ステップ・バイ・ステップ方式のゴール設定は自分を現状に縛り付ける
答えがあることや、大体みんながやっている理想的なことをゴールとして考えている人が多いから、ゴールはステップ・バイ・ステップでやりましょう!と、現状を強化することになります。
誰かがうまくいったことや前例をもとに、二番煎じのゴール、二番煎じの人生を選択していることになりかねません。前例人生、前例ゴールと自分を命名するといいですね。
見通しが立つようなら現状だし、現状の外側でも見通しが立つようになったら、やはり現状だということになります。
現状の外側にゴールを設定する方法
大きなゴールを設定することです。
今考えていることの規模やスケールを10倍、100倍、それ以上に設定してみたら、どう感じるでしょうか。
あるいは、親や教師、周りから、お前には無理だ!、現実を考えろ!と言われたことも、大きなゴールだったかもしれません。
私は身の回りの人には、「そのやろうとしていることで、より多くの人をよくするにはどうしたらいいと思う?」といつも聞いています。
達成方法がわからないゴールを設定する
そのゴールは、もしかしたら自分には無理かもしれない、できる気がしない、でも達成できるなら本当はそうなりたい。
「達成方法が分からない」をどう捉えるか表現や感覚は色々あると思いますが、達成方法が分からないようなゴールを設定することが、大きくマインド変えるのに良いとされています。
今までスコトマ、盲点になっていたことが見えるようになります。RAS、大事なものの設定も変わります。
だからマインドが変わるし、自分の人生がダイナミックに変化します。
マインドを変えたい、人生をダイナミックにしたい、が先で変わるわけではありません。
まずは、ゴール設定が先となります。
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