年寄りは体が年寄りではなく【頭が年寄り】
年寄りは体が年寄りではなく【頭が年寄り】というタイトルですが、だれにでも当てはまる内容です。
私の父が書籍に写真で出たのでそれを掲載します。
大正15年生まれで、戦後の日本を見てきました。
東京が大きく変わり、その歴史を語る書籍に、生き証人として大いに昔話を語っていました。
父の写真は当時84歳のもの。
【年相応】でいいと思っている知識がないアナタへ
も合わせて読んでください。
一方、病院や介護施設では、高齢者(65才以上)で「アーっ」とうなって、意思疎通が難しい人々も多いです。
どうして、人によってこうも違うのでしょうか。
それは「頭の差」だということです。
脳と心と言っても同義なのでが、あえて頭と。
子供の学費のために働かないといけない、卒業させたい
自分は年寄りではない、若い
歩いて好きなところに行きたい
朝型生活、よく寝る、快食快便
楽しみがある(と言っても、友人と会って飲みにいったり、旅行など。)
年寄りはただでさえ汚らしいんだから、格好だけはキレイでいたい
父が生前話していたことです。。
とは言うものの、年を取れば体が老化するので、アンチエイジング治療を父に施してはいました。
シワが気になると言われれば、シワ取り注射を
ヒゲが邪魔だと言われれば、ひげ脱毛を
元気がないと言われれば、いろいろな治療・投薬を
日々の簡単な筋トレやストレッチも指示しましたが、一人だと、本人はめんどくさがってやりませんでした。
当時は強烈な言い方で、注意するように父に伝えました。
「転ばない、事故にあわない、入院しない。
年寄りは骨折など一度入院したら、自分で動く筋肉が一気に弱くなり、呆けてしまう。
自分が若いと思って無理な行動を取って、子供に迷惑をかけないでほしい。
だから、アンチエイジング治療は続けてほしい。」
(コーチング的には言い方が不適ですが)
若く元気でいるためには、体や健康が大事だと言うのは想像できると思います。
ただし、健康がどういう状態なのか、健康でいるためにはどうするのか、それを知っている人は多くないと思います。
テレビや雑誌で紹介される健康ネタは、ウケ狙い、商品やサービスを売りたい企業の意向に沿った内容、そんなもんです。
それって本当に正しいのか?と言うように、吟味してください。
それなりに正しい健康法であっても、頭が伴うことも大切です。
自分がこういう状態でありたい、何歳でも始めることができる、そういう頭に切り替えることです。
男性は定年退職をすると、数年で健康寿命が終わります。
その後は、体に不自由を伴う状態が、しばらく死ぬまで続きます。
定年退職の年齢よりまだまだ若くても、頭が伴わないと、心が伴わないと、定年退職後の男性と同じような状態を迎えます。
頭とは何なのか、心とは何なのか、あなたの主治医はあなたにどのように説明していますか?
もし説明をしていないなら、不親切な医者なのか、あなたには教えたくないのか、頭や心は身体とはあまり関係のないと考えているか、そのどれかでしょう。
頭や心の使い方をコーチングで学ぶのか、頭や心についても説明をしてくれる主治医を選ぶのか、色々と方法はあると思います。
頭を元気に若く、心を元気に若く、あなたはどうしますか?
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