【年相応】でいいと思っていると残念な事になる事実
年相応という曖昧な言葉はいらない
診察で10才若返りの話をすると、「年相応でよい」という人がいます。
- キレイになりたい
- 元気になりたい
- 若くいたい
そうやって素直に言える人ほど、同世代の人よりキレイで元気で若々しいです。
国が発表している年相応
「キレイ、元気」の意味って、なんでしょうか?分かりにくいですよね。
では、日本の高齢者について見ていきましょう。
第1章 高齢化の状況(第2節 3)
第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向(3)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_2_3.html
65才以上の半分は体にガタがきて病院通いになっている
報告によると65歳以上で、人口1,000人当たりの
「ここ数日、病気やけが等で自覚症状のある者(入院者を除く)」の数)は
466.1人と半数近くの人が何らかの自覚症状を訴えている。
65才以上の4人1人が生活に支障
65歳以上の人口1,000人当たりの
「現在、健康上の問題で、日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動等に影響のある者(入院者を除く)」の数)は、
258.2人と、有訴者率と比べるとおよそ半分になっている。
65才以上の年相応はこんな状態
まとめると65歳以上は
1.数日間のうちに、半数が病気やケガをする。
2.4人に1人が生活上、健康に問題がある。
3.しかも、入院患者の数は含まれていない。
つまり入院患者を含めずにこの数字だから、入院患者を足したらもっとひどい状況だ!ということです。
日本人の年相応は、海外ではヨボヨボのこと?
一方、こういう情報もあります。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45510
社会保障や医療の考え方も違うので、同じ比較はできません。
日本とスウェーデンで、平均年齢、高齢化率の差があるのかもしれません。
しかし、寝たきり老人が格段に少ないという事実は無視できません。
スウェーデンでは、日本人とちがって、年相応に寝たきりなどになっていないようである。
年相応=いずれ体は高い確率で体が不自由、なのに、年相応で安心する日本人
「年相応でよい」という希望の人は、65歳以上になったら、年相応にふさわしくこのような不自由な状態になります。
- 数日間のうちに、半数が病気やケガをする。
- 4人に1人が、生活上、健康に問題がある。
- それ以外の人は、入院患者になる。
日本人は、本心で不自由な体がよいのでしょうか?
年相応がいいということは、不自由な体がいいというのと同じなので、馬鹿げた人間だといえます。
高確率で不自由な体になると知らないなら、やはり馬鹿げた人間だといえます。
ほかの国では、同じような年齢でも寝たきりが少ないということも、知ろうとしません。自分の体のことなのに。
ドクター小池は断固、年相応を拒否する
私は、年相応はイヤです。
運動会でケガ
年相応に、40歳前後だと子供の運動会ではりきってケガする年ですか?
私はケガしたくありません。
ハゲ、うす毛
年相応に、頭が薄くなる年齢ですか?
禿げたくありません。
デブ、肥満
年相応に、腹が出る年ですか?
スタイルがいい方が良いです。
シミ
年相応に、シミができる年ですか?
シミなど一つもいりません。
本当は年相応なんて望んでいませんよね?
「年相応でよい」という人は、本当に年相応でよいと思っているのでしょうか?
- 本当は若くなりたいけど、老けている同年代の中で目立ちたくない
- 病院や人間ドックに行っているから大丈夫だとおもっている
- 年齢よりだいぶ老けている事実を認めたくない
- 小池が伝えたい内容を理解する脳機能がもう残っていない
なんか、かわいそうになってきました(涙)
せめて「年相応」でもよいですが、「脳機能の低下」は注意しましょう(涙)
「脳機能の低下」も「年相応」だから、もう自分では気がつけないかもしれません。
ドクター小池の話が読める雑誌
年相応について気になる方は、この雑誌をご存じかもしれません。
私の考え方が載っているので、お勧めです。
2018.11.02
『安心』2018年12月号
『安心』2018年12月号で掲載されました。(8ページ分)
アンチエイジング専門医が推奨
きな粉ドリンクは肌、髪、血管、脳が若返る成分の宝庫
どういう内容か
きな粉はいいと思う。
だけど、大豆だけ取っていれば本当にいいのか?
大豆のいいところは?足りないところは?
これを読めば、無理に大豆にこだわらなくてもいいことが分かります。
自分の頭で、食材の組み合わせが考えられるようになります。
10年前の自分を取り戻す
私は、あなたが10年前の自分に若返ったらよいと思っています。
体を若くしたいのか、気持ちを若くしたいのか、両方なのか、どっちが先なのか、答えは分かりますか?
少なくとも、多くの人が考えている医療に答えはないでしょう。
若さや健康をに関わる情報も大半は、商品やサービスを売りたい企業がしかけて広めたものです。
仕掛けられた情報であなたの頭は埋め尽くされているので、自分で判断しているようで、その判断基準は仕込まれたものです。
まずは思い込み、洗脳を外すことがから始めるとよいかもしれません🥰
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