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ワクチン後遺症のおすすめ治療法があるらしいが本当か?

予防接種と疾病・障害などとの因果関係184件

2023年3月17日(金)のニュースによると、新型コロナワクチンを接種した213件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は184件を認定、とあります。

新型コロナワクチン接種の184件を認定 – 厚労省が健康被害審査第一部会の審議結果公表(医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2344c575c5568b2502b858e403e04f4bffe770c

新型コロナワクチン接種の184件を認定 – 医療介護CBnews
https://www.cbnews.jp/news/entry/20230317194009

疾病・障害名については、痰、嘔吐、嘔気、微熱、頭痛、薬疹、腰痛、発熱、動悸、下痢、悪寒、脱水、浮腫、尿閉、腫脹、熱感、脱力、口渇、咳嗽、腹痛、胸痛、皮疹、頻脈、不眠、失神、脳出血、心筋炎、心膜炎、倦怠感、蕁麻疹、脱力感、脱水症、脊髄炎、めまい、息切れ、肝障害、しびれ、関節痛、呼吸苦、筋肉痛、中毒疹、口内炎、めまい症、痙攣発作、帯状疱疹、心窩部痛、心房細動、食欲不振、手足脱力、多関節痛、多形紅斑、易疲労感、左肩部痛、ふらつき、呼吸困難、被殻出血、急性心膜炎、急性心筋炎、急性咽頭炎、緊張型頭痛、咽頭違和感、肝機能障害、上肢の疼痛、全身倦怠感、前庭神経炎、多発関節痛、立ちくらみ、呼吸困難感、両上肢脱力、胸部不快感、左上腕発赤、手足しびれ、外陰部潰瘍、左扁桃腫大、けいれん疑い、痙攣重積発作、左上肢しびれ、両手しびれ感、末梢神経障害、無菌性髄膜炎、リンパ節腫脹、尺骨神経障害、頚肩腕症候群、過換気症候群、心膜炎の疑い、IgA血管炎、右上肢違和感、蕁麻疹の増悪、咽喉頭違和感、左後頭神経痛、てんかん発作、右肩関節周囲炎、前庭神経炎疑い、両手足のしびれ、急性心膜心筋炎、神経障害性疼痛、神経調節性失神、左顔面神経麻痺、冠攣縮性狭心症、多形滲出性紅斑、血球貪食症候群、IgA腎症増悪、急性心筋炎疑い、心筋心膜炎疑い、左肘部管症候群、左尺骨神経麻痺、気管支喘息発作、左橈骨神経損傷、気管支喘息増悪、体動時呼吸困難、咽喉頭異常感症、左橈骨神経障害、左上腕皮下膿瘍、全身性環状紅斑、一過性意識障害、左肩関節周囲炎、アナフィラキシー、急性虚血性大腸炎、気管支喘息の増悪、右手しびれ・脱力、血管迷走神経反射、頸部リンパ節腫脹、急性心筋炎の疑い、アレルギー性皮膚炎、アレルギー性蕁麻疹、末梢神経障害の疑い、接種側の指感覚異常、末梢神経障害性疼痛、両上肢末梢神経障害、左腋窩神経損傷疑い、急性アレルギー反応、咽頭・鼻アレルギー、左頸部リンパ節腫脹、左網膜静脈分枝閉塞症、末梢性神経障害性疼痛、ギラン・バレー症候群、心因性てんかんの再発、左末梢性顔面神経麻痺、右網膜動脈分枝閉塞症、左手・左足趾のしびれ、左上下肢末梢神経障害、急性散在性脳脊髄炎疑い、左上腕筋膜炎・筋炎疑い、アナフィラキシー様症状、ギラン・バレー症候群疑い、免疫性血小板減少性紫斑病、アナフィラキシーショック、フォークト-小柳-原田病、左上腕腋窩神経不全損傷の疑い、両手関節・手指関節・前腕・左足関節-足背痛を挙げている。184件の請求内容の内訳は、いずれも「医療費・医療手当」となっている。

保険診療でワクチン後遺症は十分改善する?

平畑医師 ワクチン長期副反応を350人以上診察

ヒラハタクリニック院長。新型コロナ後遺症を5000人以上、ワクチン長期副反応を350人以上診察、とあります。

平畑光一
@k_hirahata
https://twitter.com/k_hirahata?s=20

渋谷駅前のヒラハタクリニック院長。新型コロナ後遺症を5000人以上、ワクチン長期副反応を350人以上診察。ME/CFSの診察もしています。消化器内視鏡専門医、内科認定医、日本医師会認定産業医、旧通産省第一種情報処理技術者、LPI Level 1。北里大学研究員、東京医科歯科大学非常勤講師、論文執筆中。

疲労・倦怠の程度(PS)が半分以下になるヒラハタクリニック

100人のうち77人がPSが半分以上減った、とあります。

PS(performance status)とは

慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 – 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000104377.pdf

PS(performance status)による疲労・倦怠の程度
(慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業より抜粋)


0: 倦怠感がなく平常の生活ができ、制限を受けることなく行動できる。
1: 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、 倦怠感を感ずるときがしばしばある。
2: 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、 全身倦怠の為、しばしば休息が必要である。
3: 全身倦怠の為、月に数日は社会生活や労働ができず、 自宅にて休息が必要である。
4: 全身倦怠の為、週に数日は社会生活や労働ができず、 自宅にて休息が必要である。
5: 通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、 週のうち数日は自宅にて休息が必要である。
6: 調子のよい日は軽作業は可能であるが、 週のうち50%以上は自宅にて休息している。
7: 身の回りのことはでき、介助も不要ではあるが、 通常の社会生活や軽作業は不可能である。
8: 身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、 日中の50%以上は就床している。
9: 身の回りのことはできず、常に介助がいり、 終日就床を必要としている。

ヒラハタクリニックの処方例

https://twitter.com/milimili_tw/status/1569919493174095872

各学会で発表されるワクチン関連疾患

日本循環器学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1638104374407987200

日本病理学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1637790137731141635

日本眼科学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1637794573606072320

日本脳卒中学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1637785552153100289

北日本小児科学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1570636911961833474

日本神経学会

https://twitter.com/sabuchanhakoda1/status/1526736994440998912

保険診療の処方薬で後遺症が改善する可能性が高い?

CBnewsにあるように、認定された疾病・障害名はこんなに多いです。

DR. DOGGIE氏のツイートにあるように、各医学会でワクチンと疾患の可能性が示唆されています。医者が中心の集まりでは、後遺症があることはなんとなく分かっているのでしょう。

私には、無数にあるワクチン後遺症が、保険診療の処方薬、漢方薬を中心にして大幅に改善することは本当でしょうか?

無数にある後遺症のうち、慢性疲労症候群だけに限定して後遺症が改善していると言っているのか?どんな後遺症でも(たとえ皮膚でも)、慢性疲労症候群も併発しているから、慢性疲労症候群を目安に考えれば適当なのか?私には理解できません。

ワクチンはもともと後遺症の可能性があるし、mRNAのワクチンは今回人間にはじめて使うワクチンだから、最初から否定している専門家はそれなりに多かったです。私も、2021年3月には企業向けに啓発していました。もちろん周りにも啓発しました。

ほとんどすべての人が、正しく伝えている人間を信じるのではなくて、TV、ニュース、新聞、雑誌、ネットの情報、周りの噂話を信じてワクチンを接種しました。

接種した人たちは、多数派の意見を正しいと感じる人であり、多数に飲まれる人と言えます。人の考え方、価値基準というのは簡単にはかわりません。人は大きくは変わりません。

今度はワクチン後遺症の治療についても、立派に語るTV、ニュース、新聞、雑誌、ネット情報、周りの噂話、声が大きい人間、威厳をもってしゃべる人間、偉そうに喋る人間の言葉を、どうしても信じたくなってしまう人間の性質がでてしまうことでしょう。

この記事では取り上げている情報は、私がワクチン後遺症外来でお伝えする一部の情報でしかありません。つまり3分診療や3分診療に毛が生えた程度の診療では、とても対応できません。

このようなお話をしっかりと聞こうとする人は、世の中にはあまり多くありません。それもしょうがないことだと思います。

かかりつけ医にワクチン打った方がいいですよ、打って大丈夫ですよと言われて信じた人たちは、そういうお医者さんが立派な人だと判断したのではありませんか?判断したのは、ご自分ではありませんか?

ワクチン接種は慎重になった方がいいとかなり多くの医師が言っているにも関わらず、聞く耳を持たず8割の人がワクチンを接種しているのが現実です。

私の言葉に抵抗があるようだと診療は難しいです。信頼がない人間関係では、診療は成り立ちませんし、きちんと治療に取り組んでもらえません。

私の言葉に抵抗を感じる方は、TV、ニュース、新聞、雑誌、ネットの情報、周りの噂話があふれているでしょうから、その中から自分の信じる医師を見つけるとよいと思います。

当院にをご希望される場合であっても、現在当院のワクチン後遺症外来は3ヶ月先の予約までいっぱいになっています。

いずれにしても、各々の方が自分にとっての最善の選択をされ、よりよくなることを願ってやみません。

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