9割の人が知らない病院の選び方
「9割の人はその価値が分からない、私も含めて」というお話です。
私の親族が事故にあいました。
入院が必要でしたが、最初の病院ではベッドの空きがなく入院できませんでした。
近場の病院で受け入れてくれるところはなく,
なんと、救急隊が2時間以上調べても見つかりませんでした。
やっと見つかったところが、老朽化の激しい病院。
見た目は関係ないでしょ?と言われても、さすがに抵抗感を持つほどの病院です。
おかげさまで紹介があって他の病院が見つかったのですが、個室しか空いていませんでした。
あとで分かったのですが、この病院 病棟の多くが個室なのです
1日あたり、小さい部屋で○万円、大きい部屋だと○○万円します。
これで、何週間も入院していたら普通は高いと感じますがじつは、結局安かったんです。
なぜなら、入院中に他の異常に気づいてくれて、退院後すぐに精密検査をし、すぐに手術の日程が決まりました。
事故で入院して、癌(がん)を見つけてくれて、すぐに治療してくれたのです。
検査、手術の日程がきちんと決まっていて、「個室はただの快適な空間」 が大学病院のイメージでした。
親族が入院した病院では、患者様に手厚い医療、手厚い看護を提供しています。
それだけ、1人の患者様に対して、時間と手間をかける訳ですから、その分が個室ベッド代になるわけです。
もし、発見が遅く、治療が遅くなり悪化していたら、その後何度も何度も入退院を繰り返した可能性があります。
最初は「個室しかないの?高いなぁ!」と思っていましたが、結局は早く元通りの生活に戻れて、安く済みました。
高くても今ひとつのものもありますが、高くてもそれなりの数の人がよいと思うものには、価値があるのですね。
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