感情は伝染する|誰と過ごすかで、美しさは変わる
美しくありたいと願い、クリニックに通う人たちは、ある共通した経験を語ります。
よかれと思って、友人にアドバイスをする。
「こうするとキレイになるよ」「この治療、すごく良かったよ」……
ところが、返ってくる言葉は意外なものです。
「そんなことする必要ないよ」
「私はまだ早いかな」
「何かやってるからキレイなんだね」

これらの言葉の奥には、不安や嫉妬、自己肯定感の揺らぎが隠れています。
言葉の表面ではなく、神経の波(エネルギー)として、その感情が私たちに伝わってしまうのです。
ニューロアンチエイジングの視点で見ると、「誰と関わるか」は、美容法や食事と同じくらい自律神経を左右する要因です。
不安や比較の中で生きている人と一緒にいると、私たちの神経も防御モードに入り、自然治癒や再生のスイッチが入りにくくなります。それが、肌や表情、姿勢、声のトーンにも影響していく。
つまり「美の伝染」も「不美の伝染」も、すべては神経の共鳴(エモーショナル・レゾナンス)によって起きているのです。
だからこそ、自分の神経が安らぐ人、自分を高めてくれる人と過ごすこと。
それが、「心から整う美容」を実践するうえで最も大切な「環境の整え方」です。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。


この記事へのコメントはありません。