人意識しているモノしか見えないし聞こえない:マインドの教科書その4
マインドの教科書その4:人は知覚しようと意識しているモノしか、見えないし聞こえないだから、誰の言葉を聞くのかという問題をしっかり意識する必要がある
頭の上のメガネ、机の上の鍵が見えない。過去の成功体験、武勇伝をこだわる。
いい人、いい機会があってもどうせ私なんかと思ってしまう状態。
ポジティブな未来への準備
〜人は過去に生きている〜
狐と葡萄の話
狐が高いところにある葡萄を食べようとしたけど、木の高いところに届きません。
取れないことが悔しいけど、悔しい思い抱くのは嫌です。
どうするかと言えば、あの葡萄は酸っぱいからどうせ食べても意味がないと思えばよいのです。
そうすれば、取れなかった悔しさはなくなり、自分の気持ちに整合性が取れます。
人は見たいものしか見ない、聞きたいものしか聞かない、知りたいものしか知ることができません。
その認識が、客観的でもなく、本当に望ましい内容でもなくても構いません。
判断基準や、無意識の判断、無意識の行動は、過去に出来上がったものです。
形作ったのは、親や教師、周りの人です。
可愛くて、素直で、優しくて・・・など、褒めてもらえて、自分のやりたいことを応援してもらって育った子は、そういう子になります。
逆に、なんでお前はいつもそうなんだ、勉強しなさい、将来は〇〇になりなさい、などと罵倒と抑圧で育った子は、そういう子になります。
ただ単に、あなたが周りのいうことを受け入れて、自分はこんな人間だと思っているだけです。
だから大事なんですね。誰の言うことに耳を傾けるかが。
私も100%ではありませんが、一部で確固たるものがありました。
親から言われようが、教師から言われようが、「お前らなんかが俺の本当の価値をわかるわけがない、黙って見ていなさい、何が本当に正しいのか結果を見ればわかるはずだ!」そんなふうに思うこともありました。
しかし、一方で刷り込まれたことも多分にあるので、無意識で自分の可能性を制限したり、チャレンジに積極的になれないなど、問題もたくさんありました。
あなたも、自分がもっとこうすればいいと思いながら進めない場合は、もしかしたら無意識で整合性とっている可能性があります。狐と葡萄の話のように。
他人が決めつけた小さな自分は、真実ではありません。
この記事へのコメントはありません。