1. HOME
  2. ニューロアンチエイジング
  3. 【美しさの逆転現象】ニューロアンチエイジングが教えてくれる「心の姿勢」のちがい
ニューロアンチエイジング

【美しさの逆転現象】ニューロアンチエイジングが教えてくれる「心の姿勢」のちがい

美しさには、ウサギとカメのような「逆転」が起きることがあります。若い頃から恵まれた容姿を持っていた人が、年齢を重ねるうちに輝きを失ってしまう。一方で、地味だと思われていた人が、年齢とともにどんどん魅力的になっていく……。そんな変化を、臨床でもよく目にします。

もともと美しい人ほど、周囲からの扱いや評価に安心して、自分の内側の変化に気づきにくくなってしまうことがあります。ストレスを感じていても「自分は大丈夫」と思い込みやすく、その小さな違和感を放置するうちに、表情や声のトーン、姿勢に無意識の「緊張のクセ」が積み重なっていくのです。

一方で、「もっと良くなりたい」と努力を続ける人は、思考の柔軟性や感情の回復力が高まり、表情や声、所作にしなやかさが生まれます。このしなやかさこそ、ニューロアンチエイジングが目指す「心の若さ」です。

50歳前後になると、その差が目に見えて表れてくる人が多い。美しさとは、容姿の優劣ではなく、「どんな心の姿勢で日々を生きてきたか」の積み重ねが形になる現象なのです。

「ブス」という言葉が指していたのは、外見ではなく、心の硬さ・表情の曇り・人との関わり方の冷たさ……そうした神経のこわばりを感じる状態です。逆に言えば、心を整えれば誰でも「美の神経回路」は再び動き出す。

それが、私たちが提唱する「心から整う美容」であり、ニューロアンチエイジングが目指す、本当の「美の逆転」です。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。