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シワや小顔治療に応用された【ボトックス】によくある勘違い|都市伝説のようなデマや誤解

ボトックスという薬は、色々な治療に使われます。

痙縮や眼瞼けいれん、顔のシワ取りや、ワキ汗治療に使われます。

ボトックスはよくわからないから、ネットにあふれる情報を鵜呑みにして怖いと思い込んでいる人が多いです。

痙縮とは

痙縮症状
「痙縮」情報ガイドから引用

痙縮とは、脳血管障害、脳性麻痺、頭部外傷、無酸素脳症、脊髄損傷、多発性硬化症など、さまざまな病態が原因となって「筋肉を縮ませる命令」が強くなり、自分の意志とは無関係に筋肉が縮んでしまう症状。

小児麻痺や脳卒中で神経に障害があっておきる症状の一つを、痙縮(けいしゅく)と言います。

介護も大変な上、整容面も気になるので、目的の筋肉にボトックス注射を打って、硬直を和らげる事が出来ます。

病気であれば、ボトックスを打つことを心配する人はあまりいません。

シワ取りのような美容の治療だと、デマや副作用にひるむ人が多いです。

ボトックス注射は怖い注射?

副作用は、薬以外でも起きます。

運動をしたら、筋肉痛が起きますね?

食事したら、腹がいっぱいになり食べ過ぎたら苦しくなり、眠くなりますね?

これは当たり前で、副作用とはいわないと思います。

薬の副作用は、こんな当たり前に起きることも含まれています。

それよりは、信頼できる医師にかかることの方が大事です。

副作用について、直接医師から説明を受けましょう。ボトックスだけにかかわらず、情報元のわからない噂に惑わされないようにしましょう。

ボトックスの副作用って?

細かく挙げると、ボトックスの副作用は100種類以上あります。

食思不振症や白血病などもあります。

ボトックスを受けていなくても、白血病は10万人に7人ほどくらいは発症します。

ボトックスのせいで白血病になるとは思えません。

記録の上ではそういう人もいた、というだけのことでしょう。

しかし、心配な人に無理やり勧めるつもりはありません。

効果がでないシワ取り注射|ボトックスのウソ?ホント?

ほかのクリニックでシワ取り治療を受けて、効果がなかったという人がいました。

そのクリニックで、効果がないからもう一度追加でボトックス注射を打って欲しいと言ったら、4か月空けないで再度打つと、ボトックスが効かなくなるというデマを言われたそうです。

実はこの方は、もっとも前にドクター小池の治療をうけたことがありました。

たしかに、シワや筋肉が強かったので、通常の薬量では効果不十分でした。

そのため1~2週間くらいあけて追加で注射をしました。4ヶ月空けていなくても平気です。

その後も半年~1年間隔で再治療していますが、効果は下がることはありません。

ウソやデマや思い込んでいる医師の説明を、その患者さんは鵜呑みにしたようです。

 

ボトックスを心配するな|クリニック・医師選びを慎重に

消せるシワを今は消せないと4ヶ月放置され、この患者さんは何を思ったのでしょうか。

無駄な待機時間をすごしました。

ボトックスについて、あまり良くない治療を受けた人のほかのエピソードもよく耳にします。

まだまだ伝えたいことはあります。

一人で悩まず、信頼できるところにきちんと相談して下さい。

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