NMNの効果|ミトコンドリアを元気にする
NMNはミトコンドリアを元気にするため、全身の機能がアップします。
ミトコンドリアが元気になるとどのような効果があらわれるのでしょうか?
NMNはミトコンドリアを元気にする
ミトコンドリアは体の発電所
ミトコンドリアは細胞の中にあり、消化吸収した栄養素をエネルギーに変えてくれます。
活性酸素という排気ガス
ミトコンドリア自身はエネルギーを生み出す過程で、活性酵素を発生させます。
若い細胞中のミトコンドリアが排出する量は少なく、加齢した細胞中のミトコンドリアは多く排出します。
活性酸素は体に害があるばかりでなく、ミトコンドリア自身もダメージを受けてしまい、さらに活性酸素排出量が増えてしまいます。
ミトコンドリアは活性酸素でダメージを受ける
活性酸素でダメージが蓄積されたミトコンドリアはエネルギー生産量が落ちてしまい老化につながります。
活性酸素を増やす生活習慣は病気を生み、寿命を短くする。
抗酸化が老化防止や病気を予防するという話を聞いたことはありませんか?
NMNは発電所(ミトコンドリア)を改善
NMNは、骨格筋、肝鵬、心臓および眼限を含む様々な代謝器官においてミトコンドリア機能を改善することが報告されています。
NMN処理マウスは、骨格筋のミトコンドリア酸化性リン酸化を増加させ、全身のエネルギー消費を増加させることで体重減少に寄与している可能性が高いと報告があります。
老化とNAD+とミトコンドリアの関係とは?
NMNからNAD+になりミトコンドリアを元気にします。
NAD+についてはこちら
NAD+の減少でミトコンドリアが弱る
老化は、膵臓、骨格筋、肝臓、皮膚、脂肪組織、脳などの複数の臓器におけるNAD+の枯渇です。
そして、ミトコンドリアによるエネルギー産生が低下することで老化する人間の自然現象です。
NAD+で加齢によるDNAの損傷を修復する
ミトコンドリア機能の低下とは別に、加齢はDNA損傷、認知障害、サーチュイン遺伝子の不活性化などの生物学的変化にも関連しています。
加齢によるDNA損傷、認知障害、サーチュイン遺伝子は、NAD+によって修復することができます。
NAD+が増えると血管も元気
NAD+レベルの低下は、加齢に伴うDNA損傷にも関連しています。
NMNは肝内NAD+濃度を増加させ、DNA損傷の修復におけるPARP1活性を増加させることが明らかになっています。
血管系の衰えもまた、老化の過程でよく見られる現象です。
これは活性酸素やフリーラジカルによる、酸化ストレスを伴うためです。
NMNの投与による逆転についても、有効であることがわかっています。
NAD+が増えると筋肉も元気
骨格筋、白色脂肪組織、肝臓、免疫機能などの代謝器官における特定の遺伝子の発現も、加齢とともに低下し始めます。
海外でのマイクロアレイを用いた評価の結果、
骨格筋の300の遺伝子のうち76.3%
白色脂肪組織の360の遺伝子のうち73.1%
肝臓の513の遺伝子のうち41.7%
がNMN処理によって、発現が上昇していることを明らかにしました。
NAD+が増えると免疫も元気
これだけでなく、高齢化したマウスへのNMN投与の結果、
免疫代謝系
特に白色脂肪組織の免疫細胞の発現増加
好中球の減少やリンパ球
サイトカイン活性
白血球活性の増加
などの血液学的状態の改善がみられました。
NAD+が増えると体重も減る
前述したように、
体重の増加やエネルギー代謝や運動機能の低下、加齢によるインスリン不感症やトリグリセリド値の上昇などの
肥満に関連した合併症も加齢と関連しています。
これらの条件は、12ヶ月間のNMN介入によって逆転しました。
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