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【ニキビ治療】まとめ

難治性ニキビとは

ニキビ数日で治る軽度のものから、治るまでに数ヶ月以上、場合によっては1年以上もかかることもあります。

治療期間が長期に及ぶ重度の症状の中に、さらに治療が困難な状態を難治性ニキビと呼びます。

難治性ニキビとは、次々と化膿性のニキビが出来てしまう状態で、治っても同じ場所に炎症度合いの強いニキビが出来ます。

この難治性ニキビは自己ケアだけでは治りにくく、クレーターなどの跡になりやすく、色素沈着も長引きやすい傾向があります。

特に皮脂分泌が多く、角質が厚く皮膚が硬い肌質の場合に起こしやすいような気がします。

まめな洗顔やスキンケア、ビタミン剤などの服用でも思うように改善せず、必ず抗生物質を使用しなければ炎症が長引いてしまうこともあります。

ただし、ケミカルピーリングやトレチノイン治療などと併用した場合では早期に改善する可能性が高くなっています。

 

難治性ニキビ治療法

顔全体の肌の質感を高めます。

ニキビ、しみ、肝斑、小じわ、くすみ、乾燥肌、脂症等を改善し、ハリ、キメ、化粧ノリ、潤い、透明感が良くなります。

ケミカルピーリング

角質が厚くなってニキビが出来やすい難治性ニキビの治療にはケミカルピーリングが有効です。

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を用いて角質を剥離し、毛穴周辺の厚くなった角質をクリアにし、ニキビの出来にくい肌質にしていく治療法です。

ケミカルピーリングは2~3週間に1回ペースで行い、併用してイオン導入などの治療を行うとさらに高い効果を得られます。

レーザーフェイシャル

ニキビは毛穴におこる細菌による炎症です。

レーザー光により脂腺が縮小され、またアクネが殺菌されることで、ニキビ予防や脂性肌が改善します。

皮膚の真皮層を刺激してコラーゲンの再生を促すことで、継続的に施術を行うことでニキビ跡の陥没や色素沈着にも効果があります。

併用してケミカルピーリングやイオン導入などの治療を行うとさらに高い効果を得られます。

イオン導入

皮膚の表面に塗るだけでは浸透しにくい成分を、電気作用で皮膚の深部に浸透させるのがイオン導入です。

有効成分がバリア機能を通り抜け、肌の奥深くまでたっぷり栄養を届けることができます。

併用してケミカルピーリングやレーザーフェイシャルなどの治療を行うとさらに高い効果を得られます。

ニキビの治療について

ニキビ治療は基本的には保険適用です。

ニキビは毛穴部分に起こる肌トラブルです。

毎日の正しいお手入れやスキンケアの方法、治療方法をご提案し、確実な解消を目指します。

ニキビでお悩みの方は一人で悩まず、保険証をご持参の上、まずはご相談ください。

※ 症状や体質によっては保険治療より自費診療が効果的な場合もございます。その際はもちろん事前にしっかりと説明させて頂きますので、ご安心ください。

ニキビの種類

思春期ニキビ

ホルモンの分泌が盛んな思春期に、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が繁殖することから生じるニキビ。額から鼻にかけてのTゾーンにできやすいのが特徴です。

大人ニキビ

乾燥や、睡眠不足と偏った食生活、生活習慣の乱れ、ストレスによるホルモンバランスの崩れなど、さまざまな原因で新陳代謝(ターンオーバー)を鈍らせることから生じます。季節に関係なく口周りやあごにかけてできやすく治りにくいのが特徴です。

白ニキビ

古い角層が毛穴に詰まり、皮脂がスムーズに排泄されずに、毛穴が徐々に大きくなって膨らんだ状態のニキビです。膿が白く透けて見えることから白ニキビと呼ばれます。

黒ニキビ

白ニキビとは反対に、毛穴が開いてしまうことから、中に詰まった皮脂が空気に触れて酸化して黒く見えるニキビです。主に小鼻や鼻の脇にみられます。

赤ニキビ

白ニキビや黒ニキビのケアを怠ると、アクネ桿菌や表皮ブドウ球菌が毛穴で繁殖して皮膚の中のたんぱく質を刺激し、炎症を起こして悪化した赤ニキビとなります。

難治性ニキビ

治療期間が長期に及ぶ重度の症状の中に、さらに治療が困難な状態を難治性ニキビと呼びます。 難治性ニキビは自己ケアだけでは治りにくく、クレーターなどの跡になりやすく、色素沈着も長引きやすい傾向があります。

ニキビの治療

保険適用のニキビ治療は次の通りです。

  • 皮脂の押し出し
  • 内服療法(抗生剤、ビタミン剤)
  • 外用療法(抗生物質の塗り薬ダラシンゲル、塗り薬のディフェリンゲル)

この他にも、ニキビを改善するための日常生活へのアドバイスも行います。

Q&A

紫外線を対策する

日焼けはニキビの原因となります。曇りの日も要注意です!毎日、UVケア対策をしっかりしましょう。また、入浴時日焼け止めをしっかりと落として、肌を休ませてあげることも忘れないようにしましょう。

お化粧について

お化粧は毛穴を詰まらせる原因になります。油分を多く含んでいる物もありますので、ニキビに良いとはいえません。お化粧についても一度ご相談ください。

バランスの良い食事を心がけましょう

糖分や油物の取りすぎに気を付け、バランスよく栄養をとりましょう。どうしても栄養バランスが偏りがちな方は、サプリメントで補うことも考えます。

便秘を防ぐ

便秘は肌荒れやニキビの原因になります。水分や食物繊維をたくさん摂って便秘を防ぎましょう。

飲酒・喫煙を控えましょう

アルコールは糖分を多く含んでいる上に、過剰摂取は皮脂腺を刺激します。タバコに含まれるニコチンは摂取したビタミンCを破壊したり、肌の新陳代謝を低下させます。これらはニキビの悪化の原因となりますので過度の飲酒・喫煙は控えましょう。

ストレスをためない

過剰なストレスはホルモンバランスを乱し、ニキビの原因になります。軽い運動をしたり、趣味の時間をつくったり、ストレスをためないように注意しましょう。また、睡眠不足はストレスの原因の一つです。十分な睡眠をとりましょう。

睡眠を十分とりましょう

睡眠不足は大きなストレスとなるだけでなく、自律神経に乱れをきたし、皮脂の分泌が促され、ニキビ悪化の原因となります。十分な睡眠をとるよう心がけましょう。肌のゴールデンタイムといわれるPM10:00~AM2:00に睡眠を取ることで、皮脂の分泌が増えにくくなりニキビ予防になります。

治療を受けられるクリニックと料金

ドクター小池のいるクリニックの料金

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