あなたにはかかりつけ医がいますか?
かかりつけ医をどのように選びましたか?
かかりつけ医を考えずに選ぶと危険ということを説明します。
名医5人がこっそり教える危ないかかりつけ医の見分け方
週刊ポスト 2018年3/9号
「名医5人がこっそり教える危ないかかりつけ医の見分け方」に下記のことが書いてある。
- 診てくれる科目がいっぱい
- スリッパが用意されている
- 「心配しなくても大丈夫」と言ってくれる
実はこんな医者こそ危険!
たしかに言っていることは正しい。
- 糖尿病の薬を出すときに、副作用の可能性が高いのに、何もいわずに「お大事に」だけは問題。
- 初診で、血圧が高いからと高血圧の薬をすぐに出すのも問題。
うるさいことは言わずに、お大事にといつも笑顔で対応してくれる。そんな医者を世の中ではいい医者、優しい医者というらしい。
「医者の見分け方」といえば、大病院や手術の執刀医のことばかりで、一番最初に自分を見てくれるかかりつけ医について、真剣に考える人は少ない。
かかりつけ医とは何か?
あなたのかかりつけ医は近所でコンビニみたいによくいくクリニックの医者?
すぐに欲しい薬を処方してくれる医者?
いろいろな科があって、一か所で済むクリニックの医者?
記事で非難されている「ダメかかりつけ医」もいれば、それ以上の「ダメなかかり方している患者」もいる。「ダメなかかり方をしている患者」はダメなかかりつけ医を避ける方法はわかっても、いいかかりつけ医を見つける方法はわからない。
日本の医療の構造や、かかりつけ医について分かっていないと、あなたのカラダをきちんと見てくれるかかりつけ医は見つからない。
医者も言わないだけ
- 普段の事など考えることもしない
- 好き勝手に過ごしカラダの不調を放置している
- カラダが悲鳴をあげるほど悪くなってはじめて焦る
- 手術が必要な状況になって優秀な執刀医を探す
そんな自分を大切にあつかわない人を、素晴らしい診察ができる医師に巡り合うことでどうにかなるような内容の記事は、やや違うと思う。
このままの状態を放置していくとどうなるのか?を医者もわかっていても、言わないだけ。
食生活を見直しましょう。運動しましょう。痩せましょう。ぐらいのアドバイスしかできない。どんなに素晴らしい医師に巡り合ったとしても、薬でどうにかなると思っている患者には、医師は薬を処方するしかできない。
医師なら知っているメタボリックドミノについて
日頃の悪い積み重ねで、最終的に大病、手術、不自由な体という結果が待っている。
慶應大学医学部腎臓内分泌代謝内科HPから引用
ドミノが倒れるのを抑えることはできるけど、ドミノが倒れ始めたらキリがない。途中で止めるのは、至難の技が必要になる。後戻りできない。
恐ろしいドミノ倒しが始まるのが想像できますか?
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日本には顧問医という概念を持っている人が少ない
顧問弁護士、顧問税理士はいても、顧問医師と呼ぶことはほとんどありません。なぜなら、コンビニと同じでどこも一緒と思われて、近くで便利が一番だから。
自分のカラダを大切に扱うのであれば、かかりつけ医ではなくて顧問医が正しい考え方である。
その違いが分からないような人が、かかりつけ医と言っている時点で、ありきたりの医療しか受けられないと考えた方がいいでしょう。
顧問医を見つけたいですか?
あなたのカラダを全体的に把握して、あなたの希望を第一優先に考えてくれる顧問医を探しましょう。
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