【糖質制限】は良いのか悪いのか?|医学的に考えてみた
糖質制限で体調不良をおこす人もいます。
それは糖質制限のやり方が間違っているということにされているようです。
あるいは、体質ですねと軽く言われることもあるそうです。
糖質制限って?
【糖質制限】の考え方は、
糖質は不要である。
糖質過多は悪である。
糖質がなくとも、タンパク質、脂質で糖質を補える。
糖質制限で具合が悪くなるのは、食事量まで不足していることが原因である、と言われています。
糖質制限元祖提唱者 ロバート・C.アトキンス博士
元祖提唱者 ロバート・C.アトキンス博士は、アトキンスダイエットブームの最中、転倒して頭を強打し、昏睡状態にり亡くなったらしいです。
博士自身が、死亡時には高血圧で心臓病なども患っていた。
死亡する9日前には89kgだった体重が、死亡時には116kgに増えていた。
よって、糖質制限はリバウンドしやすいダイエットと言われることもあります。
この糖質制限ダイエット、アトキンスダイエットを実践した人たちに炭水化物不足によると思われる副作用が次々と認められたとか。
しかし、博士がリバウンドしたとしても、そもそも、200kg近くあった時代が長くあって、その期間にカラダを悪化させていたら、リバウンドするとかしないとか関係ないかもしれない。
体重減少はよくても、違う問題が体に起きていたかもしれません。
私が感じる印象ですが、糖質過多をまったく気にしない人より、糖質制限者を意識している人の方が、勢いやパフォーマンスのある気がします。
一方で、ファスティングや菜食中心で、ハイパフォーマンスの人もいます。
本当に糖質制限、高タンパクの食事がいいのか?
では、100歳を越える長寿が多くいる地域がの人が、糖質制限、高タンパク質を実践しているでしょうか。
血糖値は、副腎ホルモンや、肝臓からの糖新生でも上がるとされています。
もし、副腎や肝臓に何らかの機能障害がある時に、糖質を削ったらどうなるでしょうか。
たしかに、ジャンクな食事からとる糖質であれば、減らすのはよいことです。
まとめ
糖質制限が功を奏している方はいいですが、
- 糖質制限を始めたいが体質に合うか心配のある方
- 糖質制限がどうも合わなそうだという体質の方
そういう方々は、信頼できるところに一度相談することをおすすめします。
なんとなく悪そうだから糖質を減らしたいのか、体重を減らしたいのか、健康でありたいのか、糖質制限の目的は何ですか?
目的に合わせた食生活にするのがベストだと思います。
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