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人生のコーチとはどんな人?コーチングとは?

人生のコーチ|コーチングとは?

コーチングとは、プロの人生のコーチがクライアントに対して、コーチング契約を結んでおこなう行為です。

医師や弁護士のような、プロフェッショナルな職業です。

人生のコーチは自分の利益0%、クライアントの利益100%を前提に、クライアントがゴールを見つけゴール達成するように導く職業です。

クライアントの前でだけクライアントの利益を考え、それ以外の時は完全に利己的で自分の利益しか考えない人生のコーチがいた場合はどうでしょうか?

だいたいの仕事は、仕事さえ問題なくやっていればよいかもしれません。

しかし人生のコーチはコーチング以外の時も、人生のコーチらしい人間性を維持することが好ましいです。

人生のコーチと他の職業との比較

警察、医師、弁護士、教師、政治家など、社会性や人間性を求められる職業を想像してみて下さい。

それぞれ仕事の時は、周りから「立派におこなっています」と言われていても、休みの日や家にいる時は、ひどい人間である人たちがいます。

警察 不祥事
医師 不祥事
弁護士 不祥事
教師 不祥事
政治家 不祥事

人生のコーチに関しては、コーチングの時以外にも、社会性や人間性を保っていることが求められます。

他の人が人生のコーチをみて、そのコーチのような物事の考え方がしたいなぁ、そのコーチのような言動の人になりたいなぁ、と無意識に思えるようでなければ、コーチングスキルだけあってもコーチングの効果がでにくくなります。

ある教師が、言葉では誰もが納得するような、素晴らしい話をしたとします。反論する部分はないくらいに、素晴らしい内容だとします。

極端な言い方をしますが、児童売春でラブホテルに入っていく姿を見たらどうでしょうか?スマホの写真が、児童ポルノでいっぱいだったらどうでしょうか?

その教師のすばらしい話の内容が、自分にとって役立つ話であっても、絶対に言うことを聞こうとは思いませんよね。

人間として失格な教師であっても教育内容は良いので、内容と人間性は分けて考えなくてはいけない。そんな風に思えますか?

高い倫理観を求められる職業は全て同じことが言えると思いますが、裁判で勝ってくれるならどんな弁護士でもいい、命を救ってくれるならどんな医師でもいい。そんなスキルやテクニック、知識、技術だけが求められる仕事もあります。

しかし、あなたが弁護士を目指す場合や、医師を目指す場合であれば、技術はあるけれど倫理感は低い指導者を選ぼうとは思いませんよね?

人生のコーチを選ぶときに、コーチングのスキルやテクニック、知識、技術が高ければいいと思うクライアントもいるかもしれません。

「現状の外側にゴールを設定し、そのゴールを達成する能力があるいう自己評価を高める」というコーチングの基本から考えると、倫理観の低い人生のコーチは、その生き方自体がコーチングの基本と矛盾することになります。

世の中には、コーチと言われる人は大勢いると思います。

もし人生のコーチ選びに迷ったら、「いい人であるかどうか」という基準で人生のコーチを選んでみてはどうでしょうか?

いい人とは?

人生のコーチというのは、利他的であることを良しと考える人たちです。

100人の村で、「100人が自分のことしか考えない村」と「1人が残りの99人のことを考える村」があったら、どちらがいいでしょうか。

当然、「1人が残りの99人のことを考える村」がいいと答える人が多いはずです。

しかし、実際はどうでしょうか。

日本では、最低限の衣食住は困らない経済力があるのに、どこか豊かさを感じにくいですよね。

また、厚生労働省の発表によると、「労働者の59.5%が強いストレスを感じながら働いている」とのことです。

勝ち組(世の中が勝手に決めた序列があって、その序列の上とされている人)は、東京だったら例えば丸の内エリアで働く人に多そうです。

しかし、そこでも、「勝ち組で仕事大好き!」「周りに恵まれてとても幸せ!」と感じている人は少ないのではないでしょうか。

おかしいですよね。

「1人が残りの99人のことを考える村」がいいと思う人が多いはずなのに、「100人が自分のことしか考えない村」のようになっているのではないでしょうか?

「1人が残りの99人のことを考える村」

コーチングの理論を学ぶことで、全員が「1人が残りの99人のことを考える村」の住人になれるとよいですね!

「1人が残りの99人のことを考える村」の住人をいい人と考えると、「いい人」像が分かりやすいのではないでしょうか。

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