人間は信念のレベルで行動を制御している:マインドの教科書その5
マインドの教科書その5:人間は、実際の可能性ではなく、信念のレベルで行動を制御している
人間誰にでも可能性はあります。しかしみんな無意識で、自分の信念や基準や決めつけ思い込みがあり、そのデフォルトに戻ってしまいます。だから人は変われません。そこから脱却する方法はあります。
信念がパフォーマンスを決める
〜自分を過小評価評価していないか〜
具体例からお話しするとわかりやすいと思います。
通帳の残高が思っている以上に減っていたら、慌てて倹約して戻します。
通帳の残高が増えていたら、思わず使ってしまいます。
残高が増えるのが当たり前の人は、使うことより貯まることを自然に行うかもしれません。
思いがけずテストでいい点数を取れば、次回はひどい点数をとって、自分のいつもの平均点に戻します。
思いがけず試合で強敵から先にいい点を取れば、試合終了まじかでポカをして、結局負けたりします。
その逆も然りなんです。不思議ではありませんか?
どうしてかというと、無意識で自分はこんなもんだという基準や信念があるからです。
無意識だから、明確にその基準や信念をはっきりと意識する人はあまり多くないと思います。
そして、その無意識の自分のデフォルトに戻してしまう存在、脳の機能、心の機能を、創造的無意識と言います。
望ましくないことが起きれば、いつもの自分に戻そうとしますよね?
しかし、本来望ましいと思えることが起きても、いつもの自分に戻そうとします。
セレブだ、勝ち組だ、とそんなことばかりを求めて、他人基準の煩悩を追求しているくせに、想像を超えるような存在からお誘いがあったとしたら、なんだかんだ理由をつけて断る人は多いのではないでしょうか。
無意識のコントロールとか、聞こえのいいことをいう教祖みたいな人の発言を鵜呑みにしては行けません。無意識はコントロールできません。
無意識を本来の望ましいものにして、その無意識の通りに誘導してくれる創造的無意識の使い方。
そのことをマインドの使い方と言います。
そのために必要なこととして、コーチングではゴール設定を大事で、始まりとされています。
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