「本当のことを知ろうとしない」人を【未熟】と表現します
「本当のことを知ろうとしない」人について、考えてみたいと思います。
未熟について解説します。
「本当のことを知ろうとしない」ことを【未熟】と言っています
未熟(みじゅく)の意味
- 果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。また、そのさま。
- 学問や技術などの経験・修練がまだ十分でないこと。また、そのさま。
by デジタル大辞泉
果物の話でも、修練の話でもありません。
ここでは、「本当のことを知ろうとしない」ことを【未熟】と定義します。
どんな具体例が分かりやすいかなぁ?
いい例を思いついたら更新していきます。
世の中の企業についてが、いいと思いました。
「ITでイノベーションを起こして、今までない未来、便利な生活にして世の中を変える」などと言っている若手カリスマ社長がいたとします。
フォロワー何十万人で、情熱大陸、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿、プロフェッショナル仕事の流儀などに出演し、時代の寵児と言われているとします。
「世の中を変えたいんです!」と言って、色んなサービスを次から次に出しているんですが、本当の動機は「フェラーリに乗りたい」、「女優とつきあいたい」、「目立って称賛をあびたい」だったりします。
渋沢栄一さんが言いました|視・観・察
蟹穴主義を言った人
人間には持って生まれた課題やステージがあります。
渋沢栄一さんも、『論語と算盤』で蟹穴主義ということを言っています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%8B%E6%B2%A2%E6%A0%84%E4%B8%80
多くの人が、学歴社会で競争して勝ち取りたいものの一つが、大企業への就職です。
所属の欲求や、承認欲求を満たせますし、とりあえずのいい給料ももらえます。
だから、会社が嫌いでも、仕事が嫌いでも辞めずに働き続けますよね。
しかし、多くの人が就職したいと思うような大企業の設立に大きく関係していた人が、渋沢栄一さんです。
多くの人が大企業へ憧れる。大企業の基礎を作ったのが渋沢栄一さん。
彼の言葉だったら、素直に聞けますよね?^^
「蟹穴主義」(蟹は自分の甲羅の大きさの穴を掘る)とは、「自分の身の丈に合った夢や生活を志せ」ということのようです。
(渋沢栄一さんではないので、実際の本当の意味は違うかもしれませんが)
「しょせんお前はそんなもんだ!」という意味ではなく、「絵を描くのがうまい人が、プロスポーツ選手が稼げるからとか、人気があるからとか、そんな考えで自分にできないことを頑張ろうとするなよ!」というような意味だと思います。
視・観・察|カリスマIT社長の本音を見抜こう!
視・観・察のことも言っています。
視力でみる・観察してみる・察っしてみる
そんな意味でしょうか。
カリスマIT社長は、正直になるといいですね^^
「フェラーリに乗りたい」、「女優とつきあいたい」、「目立って称賛をあびたい」から、オレはIT企業を興したと言えばいいのです。
社員もそのために働け!
給料はたくさん出す!
(販売しているシステムはどこかのOEMで買ってきたもので、知識がなくても営業中心でバンバン契約とるだけの営業会社であったとしても)
本音を言えばいいのです。しかし、実際はきれい事を並べます。
我々は見抜くことが必要です。
だから、視・観・察(視力でみる・観察してみる・察っしてみる)で、カリスマIT社長の本音を見抜かないといけないのです。
「ITでイノベーションを起こして、今までない未来、便利な生活にして世の中を変える」と言いながら、ブラック企業であることをうまく隠し、美化しているのが実態です。
ウソとホントをうまくおりまぜ、情報をねじ曲げて、知識がない人(本当のことを知ろうともしない)をコントロールして、自分だけが得をするカリスマIT社長と、見抜ける人が多くなると良いですね!
知識がない人(本当のことを知ろうとしない)も悪い!
しかし、カリスマIT社長だけが悪いわけではありません。
知識がない人(本当のことを知ろうとしない)は、カリスマIT社長を信じて、心酔してその企業に就職します。
そして実態はブラック企業だから、不満を言ったり、心身のバランスを崩したり、さらに悪いと過労死や自殺があります。
昔、欧米人がアフリカから黒人を連れ去り、奴隷にしたのとは事情が違いますよね?
知識がない人(本当のことを知ろうとしない)は、自分の判断で就職しましたよね?
一方で、親にも責任があるような気がします。
知識がない人(本当のことを知ろうとしない)の親は、どういう人なのでしょうか。
やはり、知識がない人(本当のことを知ろうとしない)なのでしょうか。
今の世の中はジャンクな情報が多く、時代の流れも速く、一人で判断することが難しくなってきました。
20歳過ぎたら一人前と言われますが、そうでしょうか?
知識がない親(本当のことを知ろうとしない)は何も事実をおしえません。
知識がない子(本当のことを知ろうとしない)は、そんな親の元で成人になります。
下手をすると生涯、知識がない人(本当のことを知ろうとしない)として人生を送るのはないでしょうか。
ウソとホントをうまくおりまぜて、情報をねじ曲げ、知識がない人(本当のことを知ろうとしない)を利用し得をする、カリスマIT社長のような人に利用されながら。
IT社長を非難しているつもりはありません。どこの業界でもいいのですが、TVや雑誌、ネットでしか情報を得ない人が多いので、たとえ話として挙げました。
小池はみんなの幸せを願っています
有名ホストのローランドさんが言いました。「世の中には2種類の人間しかいない。俺か、俺以外か。」
その区別が正しいかは別として、今の世の中は、大きく分けて2種類の人間しかいないのは事実ですね。
「知識がない人(本当のことを知ろうともしない)か、利用する人か」です。
でも、知識がない人(本当のことを知ろうともしない)は幸せかも。
だって、用意された環境や一般常識を、いいものだと信じ切っているじゃないですか?
利用する人も、私腹を肥やして幸せ。利用される人も、用意されたものに満足して幸せ。
ドクター小池はこう思う
本当のことを知ろうとしない人のことを未熟ではなく、奴隷と言いたかったのですが強烈なので、未熟という言葉を使いました。
本当のことを知ろうとしないと、自分の幸せに気づくことが難しくなります。
世の中の賞賛されている人たちの中には、ずるくて嘘つきで、社会的な地位を築いている人たちも大勢います。
その人たちのことを賞賛したり、その人たちの会社で働くことをいいことだと思っている人たちが大勢います。
そしてその会社で、出世することを望んでいます。出世したら喜んでいます。本当に幸せなのでしょうか?
奴隷同士が、自分に繋がれた鎖は金だ、あるいは銀だと自慢しあっても、奴隷は奴隷でしかありません。
不満がないのであれば良いのですが、何かおかしい、何か変えたい、でも何からしていいのかわからない。
そういう気持ちの人はコーチに味方になってもらうと、とても役立つと思います🥰
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