【働き方改革】産業医ドクター小池が思う「働き方改悪」

働き方改革で、みんなが幸せになるんですね^^

本当に?
働き方改悪になっていない?

働き方改革

厚生労働省が2019年に発表した定義によれば、

「働き方改革」とは、働く人びとが、

個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、

自分で「選択」できるようにするための改革

とされています。

具体的には

  1. 長時間労働の解消
  2. 非正規と正社員の格差是正
  3. 高齢者の就労促進

時間外労働の解消|36協定

労働基準法36条に基づく労使協定「時間外・休日労働に関する協定届」

36協定は、締結し、所轄の労働基準監督署へ届出なければ、企業は従業員に法定労働時間外で労働(残業)させることはできません。

  • 1カ月45時間
  • 1年間360時間

ふーん、そうなんだ。

ドクター小池はこう思う

実際にははたらく時間が減ると、残業代を当てにしていた人は、給料が減って困る場合があります。

長く働くこと自体、それほど嫌いでもない人にとっては、時間を減らす必要もありません。

会社に迷惑にならないように自主的に定時にタイムカードを押して、そのあと残って残業する人もいます。

 

仕事の時間を減らすと、何がいいんでしょうね?

効率が上がる?
今まで効率悪かったのに?

柔軟な働き方ができる?
柔軟ってなに?

選択できる?
そんなに選べるだけの選択肢あるの?

定義が曖昧で、具体例もなく、疑問が湧きます・・・

 

やりたくない仕事をしている人がほとんど。

だから、職場にはいたくない人がほとんど。

だから、仕事時間が減ったら、苦痛な時間がへることになるという意味でしょうか?

1日1時間不幸が減ったら、1日1時間幸せが増えるということでもないでしょうに。

会社にいる8時間が、楽しくなる方法があればよいのと思いますが、方法はないのでしょうか。

やはり仕事は我慢するものなでしょうか。

 

確かに小池もそう思っていた時期もあります。仕事は我慢するものだと。給料は、我慢の代金だと。

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多くの人は、自分のものの考え方や過ごし方で病気になります。

例えば、いつもイライラしていたら血圧も上がるでしょうし、胃潰瘍になるかもしれません。

イライラするのは精神科の薬、高血圧は降圧剤、胃潰瘍は胃薬。

 

症状は軽くなるかもしれませんが、おかしな気がしませんか?

きっと、痛みを感じにくい症状がおきて、他の病気になることでしょう。

 

極端に言うと、例えばいじめられている人が殴られた場合、「痛み止めで、殴られた痛みがなくなってイジメがなおった!」というくらい馬鹿げた発想と同じです。

 

薬では根本解決にはならないのに、薬を飲んでいれば自分が起こした原因がチャラになると思っているような、馬鹿げた発想を持つ人間。全てとは言いませんが、それが患者さんの多くです。

そんな人間を多く相手にし続ける医者の一生。そんな医者人生って幸せなのかなぁ?と思う方が、まともで健全です。

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保険適応外の診療、自費診療になると、きちんと自分の頭で判断する患者さんの割合も増えます。

しかし、自費診療の医療でも、聞こえのいい半分ウソの広告、悪質だとほとんどウソの誇大広告が多い業界です。

私がSNSやブログでどんなに事実を伝えも、広告に踊らされるような馬鹿げた発想の人たちを診療することはあります。

そんなときは、こういう想いも1%はおきます。

何て無価値な仕事なんだろう!何て無力な自分なんだろう!と。笑

極端な言い方をしましたが、あなたも仕事をしていて、私と似たような矛盾を感じることはありませんか?理想があって取り組んでいるのに、理想がかなわない現実。

 

話を働き方改革に戻します。

働き方改革は、たんなる茶番です。産業医の私が断言します。

やりたくないことを、心をすり減らしながら仕事をしている人が多いだけです。

「日本人はやりくないことを仕事にしている」と本当の事をいえるわけはないので、長時間労働を減らすという安易な発想が生まれます。

質より量で仕事している日本では、労働量が減った分、非正規と正社員の格差是正や、高齢者の就労促進で補おうという発想につながるのだと思います。

 

コーチングの理論では、完全な誤りです。

止められてもやりたいことで、人の役に立ってしまうことが仕事です。

仕事に限らず、やりたいことだけをやるというのが、基本姿勢になります。

 

働き方改革ではなく、「マインドの使い方改革」が結果的に働き方改革になります。



Dr 小池
知識は自分を守る道具です^^

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