自分に合うコーチの選び方
自分に合うコーチを選ぶ場合、まずはコーチという人がどういう役割の人かをきちんと知ってから選ぶとよいと思います。
私が自分のコーチを選んだときのお話もします。
コーチは社会の中でどういう存在か?
コーチは社会の中でどういう存在でしょうか?
ひと言でいえば、いま一番必要な存在です。
まずは、コーチングという行為とコーチの人物像、コーチの価値観の3点を解説します。
コーチングという行為
コーチングという行為は、「クライアントがゴール設定をできるよう手伝い、エフィカシーを上げること」です。
コーチの人物像
コーチの人物像は、ひと言でいえば「いい人」であり、コーチングの理論を実践し、クライアントがこのコーチのようになりたいと思うような人でもあります。
コーチの価値観
コーチは人物に対し、その人のゴールの抽象度や社会性、人の役に立つかどうかを重視します。
昨今、利己的なゴールの人か、ゴールのない人が多いことを考えると、いま一番必要な存在となります。
コーチングとは?エフィカシーを上げるとは?
コーチングは、クライアントのゴール設定を手伝い、エフィカシーを上げることです。
ゴールとは、人生の目的、将来こうなりたいと思う自分の姿であり、その時見えている世界。
エフィカシーとは、自己能力の自己評価。
能力とは、ゴールを達成する能力。
まとめるとコーチングとは、その人が人生の目的を見つけ、将来こうなりたいという姿、その時見えている世界を設定できるようにし、その自己のゴールを達成できるという自己の能力を、自己評価する程度を上げること。
わかりやすく言うと、オレ、私はこうなりたい!そして、それができる自分だー!と相当に強く思える状態にすることです。
エフィカシーを上げたいと言って、コーチングを申し込む人はいません。
- 意味のある人生にしたい
- 今の自分を強く変えたい
- 自分が本当はどうなりたいか見つけたい
などになります。
コーチングのイメージを何となく持てたでしょうか。
コーチングを受ける前のクライアントが、コーチング内容を理解して申し込むわけではありません。
結果的にクライアントは、コーチがどういう社会生活を送っている人なのかを見て、コーチを選ぶことが多くなります。
コーチはどうして人の可能性は信じられるのか?
コーチは多くの人の幸せのために、最大限どうするかを悩む人と言えます。
またどんな人にも、無限の可能性があると信じています。
どっちの人の方が上か下かを判断したり、ましてやコーチである自分の方が上であるとは考えていません。
その理由はこうです。
一般的に社会の価値観に洗脳された人は、人の価値をその社会のモノサシで判断することが多いです。
モノサシというのは、例えばお金、家柄、仕事、学歴、国籍、人種など様々です。
コーチは、人物の価値は、その人が持っているゴールで決まると考えています。
そのゴールの抽象度が高く、社会性があり、人の役に立つことであることが望ましいと考えています。
しかし、その人のゴールがどういうゴールなのかは、誰も知り得ないのです。
ゴールが分からない以上、その人の価値は決められないことになります。
だからあなたの価値や可能性はないとは、考えません。
あなたには可能性しかないと、考えているのです。
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