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【介護高齢者】が増え続ける4つの理由と介護にならないための今日からできる対策

介護高齢者が年々増え続ける理由

  1. 老化に対しての知識や意識が足りない人が多いから
  2. 高齢者の人も、高齢者を見る人も他人事だから
  3. 介護にならないようにトータルで診てくれるところが少ないから
  4. 社会には「もう年だから」で済ます雰囲気が広がっているから

高齢者が介護にならないようにトータルでケアするところも、情報を発信するところも少ないです。

介護が必要にならないために、自分の体は自分で守るという意識をもつ必要があります。

現代では寿命が伸びているので、死ぬまで元気に人生を楽しむために、できることから始めましょう。

脳への刺激は足りていますか?

頭脳は大丈夫ですか?

長谷川式認知症スケールというのがあります。

(この長谷川先生が認知症になったとテレビで見ました。)

簡単な検査なので、家でも試してほしいです。

もし、呆け気味なら脳刺激が足りないかもしれません。

どうしたらいいのかを、専門家から意見を聞きましょう。

私の父も高齢者でした。

80代半ばまでは、「友人といつ、どこに、何をしに、何を着ていくか?」、そんなことを自然と考えている様子でした。

しかし、周りの友人のほとんどが先立つと、やはり呆けが目立ってきようにみえました。

認知症予防には日々の生活の中での刺激が大事です。

人と関わること、自分で考えて行動することが脳への刺激になります。

「もう歳なんだから」といって行動を制限することは、老化を早めることになります。

2020年、コロナ禍で引きこもりがちな高齢者が増えました。

お盆休みの帰省も自粛で、高齢者にとって刺激が減っているようです。

ますます、介護高齢者が増えてしまうのではないでしょうか。

長谷川式認知症スケールPDF

認知症は歯も関係する

歯は大丈夫ですか?

食事を楽しむためにも、栄養を吸収するにも歯は重要です。

よく噛み、食事を楽しむことで脳が刺激されます。食べることは生きることです。

体への栄養補給は、噛んで唾液と食べ物が混ざり合うことからスタートします。

いくら栄養素を流し込んでも吸収できなければ意味がないのです。

噛んで、飲み込むこと。この当たり前のことを意識してください。

食品を噛んで飲み込むために、80歳で20本の歯を残すことが目標とされています。

歳をとったから目が見えにくくてもしょうがない?

眼は大丈夫ですか?

糖尿病の失明以外に、失明原因4位の【加齢黄斑変性】をご存じですか?

症状に気づいたらすぐに相談しましょう。視野や視力が衰えると、外界の刺激がより減ります。

「もう歳だから目が見えなくなってきてもしょうがないよね」なんて言って、放置しないように。

また、眼瞼下垂により視野が狭くなります。

階段をおりるのが怖い、足元に不安がある。

そんな感覚が出てきたら転びやすくなります。怪我をする前に、自分の顧問医に相談してください。

医師との連携がとれていない

70代になって、医者にやせろと言われ、寒天だけ食べてい高齢者もいるとか?そんな話もあります。

血圧の薬、コレステロールの薬、血糖の薬、胃薬など、たくさんの薬を飲んで具合悪くなってる高齢者いるのではないでしょうか?

本人は、なんの薬だかよくわからずに飲んでいることもあります。

生活習慣、生活環境、嗜好品などを把握してくれるくらい、自分の体や健康をカラダ全体を任せられる医師はいますか?

病気に対応するだけ、症状をとるるだけの主治医では、健康維持は難しいかもしれません。

定期的に心や体の相談をして、健康を管理してくれる顧問医はいますか?

高齢になっても元気でいるためには?

目黒では、高齢者の憩いの場としてのカフェが流行っているそうです。

髪も化粧も手入れされ、服装もオシャレな高齢者もいます。

地域差は、とてもありそうです。

お洒落を怠らないな友人はいらっしゃいますか?

年齢を感じさせない行動的な友人はいらっしゃいますか?

もう歳だからといって、地味に過ごす必要はありません。

どんどん外に出て、新しいことに挑戦しましょう。

友人と楽しむことを、何歳になっても忘れないでください。

小池の医療は最後まで自分でトイレに行くことを目標にしています。

将来に介護になりたくないから、小池自身も体のメンテナンスをしています。

自分の体の状態を理解してケアできるのは自分だけです。

長生きしたいとか長生きしなくていいとか、そんなことは関係ありません。

都合よく早めに死ぬ、そんな設定はできません。

自分で何でもできる状態で生きていける医療を、受けて下さい。

介護が必要な体になってからはじめて、なにかをするような医療と、どちらがよいですか?

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