変わりたいけど変われない人|今までの人間関係が邪魔する
変わろうと思っても想いが伝わらず、夫婦の関係でアウトになることがあります。
どこでもありがちな会話を紹介します。
幻滅させる誤解を生む会話
夫から妻に
【最近優しいね。何かあった?】と言ったとします。
この【何かあった?】という言葉が問題になります。
お前普段優しくないよな? 今日だけどうした? オレはお前を信用していないからな!
というのが言外に、伝わってしまうことがあります。
旦那さんも、奥さんも、お互い不幸ですよね。
夫が自分から変わろうと、いきなり夫が優しくなったとします。
なんか隠し事してる?浮気してるの!
奥さんはいきなり優しくなった夫にびっくりして混乱します。
奥さんに疑われてしまうことは、不幸ですね。
それまで、お互い雑な夫婦関係があったから、いきなり心を入れ替えてもダメなんですね。
これは、どんな人間関係でもありそうです。
人間は変わりたくても簡単に変われない理由
夫婦だけでなく、親子、友人、上司部下でも同じ。
いきなり変わろうとすると幻滅されたり、疑いをもたれます!
変わりたくても、変われないんです。周りは肯定より否定をします。
変わろうとしても、なかなか変われません。
結局は、変わるんだ!という意思を強く持つかどうか?が関係するのではないかと、考えがちではありませんか?
コーチングの世界では、意志の力に頼ることはしません。いずれ続かなくなるから。
今回の人間関係のケースで言えば、大切なことは二つ。
- 自分が変わってどんなゴールを達成したいかという設定
- 自分のゴールは人に言うと否定的こと言われるので黙っていること
ゴールのイメージがないと、どうやって変わるんだろうか?という方法が見つかりません。
変わろうとすると、周りの人は悪気はないけどテンション下げることを言います。ドリームキラー、夢殺しな人が多いです。
考え方を変えると自分が楽になる
変わりたくても、変われなかったのは、ドクター小池も同じです。
実は、医療が嫌いで、医者という仕事も好きではありませんでした。
保険の3分診療で解決すると思っている医者や患者さんに、「本当はこうした方がもっといい」、「本当に良い状態になるためにこういう方法がある」と話をしても、右から左に聞き流して、話が伝わらないからです。
広告中心の自費診療って本当にくだらない。
機械的にするだけの仕事も、お金儲けだけの仕事も、資本主義、お金主義中心の医者なら何も気にならないでしょう。
一般常識を疑ったり、自分の頭で考えようとしない患者さんが、機械的な医療、広告でウソも本当のように見える医療を選ぶのも、しょうがないのかもしれません。
医者も医者なら、患者さんも患者さんですよね。よく平気でいられるなぁと、ややあきれ気味の気持ちになります。
自分が好きじゃないやり方で、医療はおこなわない。
やりたくない方法はやめて、やりたい方法で医療をおこなえばいいだけです。
医療のやり方に向き不向きがあるので、機械的3分診療も誇大広告医療が医療の全てだと思わず、自分なりの理想をもって取り組めば、嫌いだなぁと思う医療も気にならなくなるはずですね。
医療っていやな仕事だなぁと思っていたのに、見方を変えると、今まで気づかなかったことに気づけるようになります。
あなたも、なんで今まで見えなかったんだろう?、気づかなかったんだろう?と思うことってありませんか。
以前見えなかったその状態を、心理的盲点、スコトーマなどと言います。
ゴール、ドリームキラー、スコトーマ
それらの用語や概念を知ると、今まで見えていなかったことが、見えるようになってきませんか?
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