どうして顔用脂肪溶解注射BNLSは小顔効果がないのか?

BNLSとは?

 

BNLSは、Brand New Lipo Sculptingの略です。Brand Newというかっこよさそうな横文字を頭に持ってきて、「脂肪を彫刻する」注射、薬、治療という意味を込めた治療法です。

植物由来とされる成分で体にも優しく、従来の脂肪溶解注射のメイン成分(フォスファチジルコリン、デオキシコール酸)を含まないため、腫れが少ないのを売りにしています。

しかし、これがあまり効果が高くない印象ですが、「腫れない脂肪溶解注射」などと説明され、従来の進化版のように煽ったのが始まりです。

もう5年くらい経つでしょうか。(2020年現在)

小顔|顔痩せのための脂肪溶解注射【BNLS(リポスカルプティング)】まとめ

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小顔注射BNLS誕生秘話

もともと韓国のある先生が、日本で流行らせたのですが、ステロイド成分を若干混ぜて施術していたようです。

ステロイド成分は脂肪を溶かす効果もあると言われているので、顔が痩せて当然です。

しかし日本人の医者は、あまり冒険をしない人が多いので、ステロイド成分は混ぜない傾向にありました。

韓国は美容大国らしいので、似たりよったりの治療では医者として目立てないので、企業とBNLSという商品を開発したそうです。

BNLSを売り込む医者たち

そもそも、日本でも美容を当たり前にうけるような患者様だと、新しい物ずきの、ブランド好きが多いような気がします。

「某◯◯先生がやっている治療」、「某◯◯雑誌で取り上げられた◯◯治療」という言葉を聞きます。

雑誌や広告も、売れる見込みがあるものを取り上げますが、新しい物好き、ブランド好きをターゲットにしているのでしょう。

保守的で、慎重で、比較検討をして、信用のある人からの紹介しか信じない。

そんな人に向けた雑誌や広告はありませんよね?

美容クリニック側も分かっているので、何か新しいものを売り出して、ブームが過ぎるまで荒稼ぎする方法をとるのでしょう。

大きく分けて、3種類の医師がいます。

  1. 新しいというだけで売れるから、積極的に治療を勧める医師
  2. あまりいいとは思っていないけど、患者さんの要望があるので治療をする医師
  3. 事実を言ってしまうドクター小池のような医師

美容皮膚科、美容外科、クリニック以外の美容業界は、広告やマーケティングで煽って売ることを何十年も続けています。

BNLSも、いつもどおりの業界の仕掛けたワナのように、煽りに使われました。

時間が経てば流行も終わるし、ある程度情報が出そろってきます。

業界の実態や本性を説明することで、本当に信頼できる情報とは何なのか、常識を疑う習慣をみつけてほしいです。

本当に信頼できる医者とは何なのか、自分の頭で考えて行動を選択してほしいのです。

そのような方々に、日々情報を届けています。

BNLSの現在

現在の状況はこうなっています。

医者の中には、新しい物ずきで、ブランド好きの医者も多いので、「よい治療らしい」という情報だけで自信をもってBNLS治療を導入します。

飛びついた治療であるBNLSがあまり効果がなさそうだと感じると、BNLS neoと商品名を変えて、従来の従来の脂肪溶解注射にも含まれていた成分を入れ始めました。

BNLSの類似商品で、デオキシコール酸(脂肪溶解注射にも含まれていた成分)を含めた薬剤は以前から海外にはありましたので、neoといいながら今まで存在した他社の商品に近い物ではないのか?とも考えられます。

じつは従来の脂肪溶解注射をすこし改良したもので、腫れを比較的抑えた脂肪溶解注射の薬もあります。

そもそも、BNLSだ!最新だ!と煽られがちな人は、どこのクリニックでも構わないと考えているかもしれません。

一方で、医師が本心でよいと思っている治療を説明してほしいという患者さんもいいます。

あるいは、たまたま広告でBNLSを目にしてしまい相談する方もいます。

ドクター小池と縁があった人たちに説明するために、BNLSを解説したこの記事を用意しました。

BNLSを掲載するクリニックのHP内容が同じ理由

当初どこのクリニックのHPを見ても同じ文章、同じ写真、同じ説明ではなかったでしょうか。

だって、提供元の資料をそのまま転記しただけですからね。どこのクリニックも。笑

本当に顔を小さくしたいなら、もっと優先してやった方がよいと思う治療があります。

「お金も時間あまっていて、ありとあらゆる治療もうけて、もうやることがないけど、他にも何かできる治療はないか?」

そんなご質問でしたら、BNLSも一つの選択肢かもしれません。

BNLSの治療が悪い治療とか、効果がない治療とか言っているのではありません。

優先順位が高い治療なのか、低い治療なのか、よく考えていただけるといいなぁと思います。



Dr 小池
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