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【ガン】は予防できるのを知っていますか?痩せるだけで癌のリスクが下がる

【ガン】は予防できるのを知っていますか。

有名人が癌で亡くなったというニュースが流れた時は、多くの人が不安になってクリニックへの問い合わせが増えます。

そして、色々な最新の癌検査をうけて安心すると、それ以降は癌について忘れてしまいます。

癌は予防できるとされています。検査が、がんを消してはくれません。

でしたら、癌は早期発見ではなく、早期予防で対処する方がよいのではないでしょうか?

ガンは予防できるのか?

ガンの原因について、日本癌学会で発表されています。

日本癌学会HPから引用
https://www.jca.gr.jp/public/seminar/024/001_hara.html

タバコもそうですが、食事や運動不足が原因の三分の一です。

予防できる可能性が高いのが分かります。

胃がんはピロリ菌が原因なのでヨーグルトを食べて癌予防?

多くの人がテレビ、雑誌、CMで、ヨーグルトが体にいい、がんにいい、腸のいいという話を聞くと思います。

ヨーグルトの売上は伸びているようですが、病気が減っている様子はなさそうですがいかがですか。

広告やマーケティングで、○○はがんに良いという情報を流して、商品やサービスを勧めています。

肥満やタバコががんに関係あっても売るサービスがないので、「体に悪いよ」という話はあっても、「○○を買ってみてはどうですか?」という話はありません。

かかりつけ医に相談しても、健康診断や人間ドックを勧められたり、結果を聞かれたりすることはあると思います。

しかし、予防について真剣に話し合うことはないと思います。

テレビの健康情報では、ヨーグルトや納豆、タマネギなど色々な食材を勧められます。

○○さえ食べれば健康、○○さえ食べれば病気も予防、というように。

一つの食べ物、一つの栄養素で、求める健康が手に入る訳がありません。

安易な情報で、本当に病気やがんを予防できるのでしょうか?

細胞ががん化する仕組み

細胞ががん化する仕組み:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] https://ganjoho.jp/public/dia_tre/knowledge/cancerous_change.html

がん遺伝子はアクセルになってがんを増やし、がん抑制遺伝子はブレーキになってがんを抑えます。

抑えるより増える方が強くなれば、細胞ががんになっていくという説明です。

医学部の授業でも習います。癌の手術や抗がん剤、放射線についても勉強します。

しかし癌になった後の検査や治療のことばかりで、癌にならない方法や癌を予防することに関しては、あまり習いません。

医者は病気には対処しますが、病気にならないようにする指導を未熟です。

ガンもほかの病気も予防できない3つの理由

なぜ予防ができるのに、予防する人は少ないのでしょうか?

積極的に情報発信する医者が少ない

予防、生活習慣に積極的な医者は少ないです。

そして知っていても、教えようとはしません。

それは保険診療では診療費にならないし、患者側も病気を診てもらうこと以外は、望んでいないからです。

多くの人にとっては、すぐに薬を出してくれる医者、お願いした薬を出してくれる医者が、いい医者です。

ブログで予防に関する医療情報を発信をしていますが、芸能人のニュースがあったときだけはアクセスが増えます。

健康診断・人間ドックでもアドバイスはないも同然

健康診断や人間ドックを受ける人々は、お客様です。毎年、気持ちよく受けてもらうことが目的です。

何か異常があれば、注意喚起はします。

肥満解消や運動不足、食生活の改善のアドバイスをしても、聞き流すだけで、実際に行動する人はほとんどいません。

何か指導しているのにお客様が何も行動していないと、健診・ドック側もお客様も気まずくなります。

気まずくなると健康診断・人間ドックを受けたくなくなります。

役立つ情報でも、親切な気持ちであっても、余計なことは言わず気分よくいてもらう方が、健診・ドック側はリピートしてもらえて得なのです。

また健康診断の前だけお酒をやめてみたり、その時だけ数値をよくしようと頑張る人もいます。

健康診断はテストや試験でもありません。安心のために受けているものでもありません。

会社の決まりだから受けているという人も多いでしょう。

自分の体の現状を知って、今度はどうやって維持させるのか、あるいは改善させるのか、目的意識をもって受けていただく方がよいと思います。

人間は都合の悪い話を聞きたくない

医療関係者がアナタに対して、癌学会が言われていることを元に、痩せなさい、タバコやめなさい、酒やめなさい、と指導したとします。

なぜか、「うるさいなー、分かってるよ!」という気持ちになりませんか?

分かっちゃいるけど止められない、という状態です。

これは人間の性質だと思ってください。生理現象に近いと考えた方がいいでしょう。

つまり、酒、たばこ、肥満がそろっている今の状態が快適で、変化がめんどくさく感じます。

だから、頭ではアドバイスを聞いて理解しても、3日したら忘れます。

忘れてもかまいません。

病院に行った時、健康診断、人間ドックを受けた時、再度指摘されたらまた思い出すはずです。

しかし、先ほど言ったように、指導する方も嫌われたくないので、しつこく言うことはありません。

言われても気持ちいいものではないからです。

そのため、健診・ドックを受ける人が多くても、病気の予防も、未病で食い止めることも、あまりないのです。

まとめ

本人が積極的にならなければ、「ガンもほかの病気も予防できません」という結論です。

だから、毎年健康診断を受けている人が多いのに、病気になる人が減らないのです。

太っていることが病気の大きな原因になっていることをわかっていて、「痩せなきゃ!」「痩せたい!」と言いながら後回しにしてしまいます。

寄り添ってくれる医者、自分にできそうな予防法を提案してくれる医者を見つけてください。

ドクター小池のクリニックで予防できる理由

ぶろぐを読んで何かを気づいた人、いまより良くなりたいと思った人が、お問い合わせをします。

前向きな姿勢で取り組もうとしている方であれば、こちらが本当の事を伝えても許されます。

痩せられない、運動できない、食事を変えられない、でも変わりたい。

そんな気持ちがあれば、ぜひ相談してください。

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